伝統的な製法を科学する

醸造科学科は伝統的な製法である醸造をより深く研究する学科です。
醸造は様々な食品を加工する方法として広まっており、味噌やお酒、しょうゆなど、身の回りの様々なものに使用されています。
そのため興味を持って学ぶことができますが、さらに醸造にはすごい効果が秘められていることが研究で明らかにされつつあります。
醸造することで様々な微生物が活動を活発化し、それが醸造の良い効果を生んでいます。

微生物は有害な菌と考えられることもありますが、醸造はこのパワーを良い方向に活用している例と言えます。
食料品に用いられてきた微生物のパワーですが、今後はより様々な分野への応用が期待されています。
微生物の働きを研究する学科として醸造科学科は注目されており、専門性を身に付けることで今後さらに発展していくことが予想されているバイオテクノロジーの分野への応用が考えられています。
バイオテクノロジーでは微生物の力を有効活用してゴミの処理をしたり、環境に良い効果をもたらすことが期待されています。

また、これだけでなく健康やエネルギーなど、様々な分野への応用の研究が現在進められており、今後も可能性は非常に大きな分野と言えます。
これから醸造科学科で勉強をすることで微生物やバイオテクノロジーのスペシャリストとして活躍できるようになる可能性も高いです。
ぜひ検討してみるのもおすすめと言えます。

醸造科学科に関連する学問

醸造科学科はサイエンスの分野の学科ですが、主に関連する学問としては生物や化学があります。
生物や化学の中でも有機化学などの知識を主に活用することになるので、こうした学問に興味のある方におすすめと言えます。
農学部や化学系の学部でも生物や化学については学ぶことができますが、醸造科学科ではよりこうした学問を実際に応用して、醸造に生かすことについて学ぶことができます。
最近は企業に直接役に立つ研究も注目を集めていますが、醸造科学科はより企業の事業や研究などにも密接に関係する知識や実務を学ぶことができます。

しっかりと大学で勉強をして経験を積むことで今後仕事をしていく上でも大きく役立つことを学ぶことができます。
2年生までは生物や化学の分野の基礎を学び、そこから生化学や微生物学など、専門的な知識を深めていきます。
さらに3、4年生になると実際的な実験や研究を通して微生物やバイオテクノロジーに関する研究を始めることになります。
非常にやりがいも大きいので、ぜひ興味を持って取り組んでいきましょう。

まだ少なく、可能性の大きな学科

醸造科学科はまだ日本の中でも設けている大学はあまりないため、これから学ぶことで今後の可能性は大きく開けている学科と言えます。
ぜひチャレンジ精神を持って勉強してみるのもおすすめです。