日本ヒューマンセレモニー専門学校のエンバーマーコースの紹介です。
コースの特徴
いったい何を学ぶ学校で、そしてこのコースではどんな知識や技術を身につけるのか、検討がつかない人が大半ではないでしょうか。エンバーマーコース、これは一般社団法人 日本遺体衛生保全協会が認定しているコースです。2年制の昼間コースです。
エンバーミングを身につけるためのコースなのですが、エンバーミングとはそもそも何なのでしょうか。これは遺体からの感染を防御する、エンバーミングの日本の適切な実施と普及を目指して正しい知識を身につける人を育成する学校、それがエンバーマーコースです。
参考:エンバーミングとは
エンバーミングとは
エンバーミングは故人を整然の元気だったころの姿に戻してあげるための科学的、医学的な技術のことを言います。テレビや映画でも話題になった「おくり人」それがエンバーマーです。アメリカ、ヨーロッパでは葬儀を行うときには故人と直接対面して別れを告げるのが一般的なので、昔からエンバーミングを行うのが普通でした。
日本では20数年前から葬儀業者が始めて今では毎年16000体が施されているのが現状です。エンバーミングをすることには役割が3つあり、やすらかで、いいおかおを見せてあげるために、美しくお別れするために修復をするという役割、そして日程にとらわれずに故人とゆっくりと対面して、納得できる別れができるように、長時間遺体を清潔に保つことを目的として防腐処理をする役割、そして感染症の予防などを考えて故人が感染症でなくなった場合でもきちんとお別れ、お見送りをすることができるように防疫の役割もあります。
消毒をして、顔を整えて、損傷があれば処置をして、防腐尾のために衛生保全液を注入する、全身を洗って清める、衣装を着けて化粧をして顔を整えてあげるのです。
学べること
おくり人になるためのコース、それが日本ヒューマンセレモニー専門学校のエンバーマーコースというわけです。国内トップクラスの設備環境を用意しているので徹底して学ぶことができます。コミュニケーションのための技術、接遇マナー、葬儀概論、仏教と葬儀、現在過去未来の葬儀の歴史などの勉強もします。
一般教養以外に葬祭学を学ぶのも特徴です。そして専門的な分野となる遺体衛生保全を学び実習もあります。実際にエンバーミングの実務を実際の現場に出て助手として実務重視します。フォーネラルメイクについても実際に実習で行います。亡くなった人を美しく送り出す知識と技術を身につけます。