マンガ学部、そんなふざけた学部があるのかと疑ってしまいそうになりますが、京都精華大学にはマンガ学部があるのです。目指しているのはマンガで世界平和というのがコンセプトです。マンガを読んで元気になった、勇気付けられた、アニメの主人公に憧れを持ったなど、マンガやアニメに影響を受けた人は多いのではないでしょうか。
私たちの生活の中に自然に溶け込んでいるマンガやアニメは、思った以上に人々の考え方に影響を与えていたり、生き方にも影響を与えているものなのです。
京都精華大学のマンガ教育というのは歴史をさかのぼると1973年のマンガクラスを設置したところが始まりです。その後2000年にマンガ学科が設立されてついに2006年には日本で始めてのマンガ学部が開設となったのです。
マンガ学部のコース
これまで常にマンガ教育のトップとして京都精華大学は君臨していました。2013年にはギャグマンガコースやキャラクターデザインコースが開設されて、現在マンガ学部にあるコースは6ュのコースがあります。カートゥーンコース、ストーリーマンガコース、マンガプロデュースコース、ギャグマンガコース、キャラクターデザインコース、アニメーションコースの6つがあります。
マンガは世界共通言語と言うのはマンガ家であり、ストーリーマンガコースの先生です。自分の考え方、思っていることをマンガで表現することは、言葉を話すことと一緒です。日本のマンガというのは世界でも広まりブームまで起こしているほどです。国境、文化の違いを関係なく、マンガそのものが受け入れられています。色々な国の言葉が話せるようになるように、マンガを描くことは世界の人とコミュニケーションをとることと同じ時代になりつつあります。
学部の特徴
マンガ学科だけ出なく、アニメーション学科もある京都精華大学では、マンガ、アニメで世界の人々を笑顔にすることができます。目指しているマンガで世界平和もこれなら実現しそうですね。ポリシーとして国境を越えて世界で活躍できる作家を育成する、後世にマンガ文化を伝えてもっと発展することに貢献する人を目指す、マンガ、アニメーションが様々な分野で活用されるメディアだということを理解して応用できる人を養成するのがポリシーです。
入学に当たっては創造力を働かせて、自分の未来についてイメージできる人、新しい表現の可能性を信じて切り開く夢を持っている人、ほかの人に対して発信することやコミュニケーションをとりたい人、ほかの人との協同作業を楽しめる人が向いています。