ナノとバイオが融合した分野
フロンティアサイエンス学部は今注目の分野であるナノテクノロジーとバイオテクノロジーを融合させて学問を学ぶ学部です。
これまでの科学にはなかった新しい発見が数多く見つかっており、これからも注目が高まると予想されている分野です。
将来的に理系の道に進んで研究をしたい方は検討してみるのもおすすめの学部です。
甲南大学に設けられている学部
フロンティアサイエンス学部は甲南大学に設けられており、14名の専任教員によって指導されています。
それぞれの教員はナノテクノロジーやバイオテクノロジーに精通しており、独自の研究を進めている実力派の教員です。
学ぶ際にはこうした充実の教育体制で学んでいくことができるので、卒業する頃にはあなたも確固たる実力をつけることができます。
フロンティアサイエンス学部ではナノかバイオどちらをより重点的に学ぶかを、勉強が進む中で選ぶことになります。
両方とも魅力的な学問ですが、よりあなたに合うと思った方を選んでさらに追求していきましょう。
ナノテクノロジーは近年様々な分野で活用されています。
最近はより便利な家電製品やロボットなども登場してきていますが、そうした最先端の物に導入されている技術がナノテクノロジーなのです。
ナノは非常に小さな単位で、ミクロの単位よりもさらに千分の一のスケールで技術を考える分野です。
非常に小さな物質の世界が世の中を大きく変えようとしているのです。
また、バイオテクノロジーは生物や医療の分野で活用されることが多い分野です。
医療技術もまだまだ発展の余地があり、そのためにバイオテクノロジーの技術は必須と考えられています。
また研究員の人材も貴重で現在も多くの求人募集がされています。
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これら二つの分野が融合したフロンティアサイエンスは、まさにその名称の通り未開拓のフロンティアが数多く残されています。
少人数体制で万全の教育
フロンティアサイエンス学部は甲南大学の中でも特に注力している学部となっています。
そのため定員は35名と少なめになっており、狭き門と言えます。
14名の専任教員に対して35名の生徒となると、生徒2人当たりの教員が1人の割合ほどとなり、非常に密な教育体制が整っていると言えます。
そのため新しい分野に対しての専門的な知識と第一線に通用する研究スキルを身につけることができ、今後の仕事にも大きく関係してきます。
このように、フロンティアサイエンス学部はとても魅力の多い学部なので、ぜひ検討してみるのもおすすめです。
きっとあなたもナノやバイオの世界にのめり込み、新しい技術のに担い手として活躍できるようになるはずです。
受験で検討する際には高い競争が予想されるため、過去問に当たるなどして対策を十分に行っておくことをおすすめします。