様々な事業をプロデュースするスキルを修得
現在は様々な事業が行われている中で、大元になっているのは柔軟な事業構想によるものです。
それぞれの事業に携わる人にとって、成功するか否かは構想の段階でしっかり練っていられるかがポイントです。
事業構想に関わるスキルを修得するために必要な学びを提供するのが、事業構想学部です。
事業構想学部は宮城県にある宮城大学に存在しています。
参考:事業構想学部
特徴
事業構想学部の特徴は、事業に欠かすことができない3つのスキルを修得することを目指している事です。
事業計画学科とデザイン情報学科に分かれており、それぞれビジネスとデザイン、情報の領域の内容を学習します。
文系、理系に限らず文理一体教育を行なう体制を整えており、それぞれのコースや学科を問わずに様々なカリキュラムを履修できる仕組みになっています。
事業計画学科では3つの系統に分かれています。
ビジネスプランニング管理系では、主に経営や会計、金融などに関わる学習内容になります。
将来的に管理部門に携わる仕事をしたいと考えている方にとって役立つスキルです。
ビジネスプランニング開発系では、マーケティングや事業開発などに関わる学習を行います。
どちらかと言えば技術者寄りのスキル修得になりますが、管理に携わる方にとっても必要なスキルです。
ソーシャルプランニング系では、地域政策や社会起業に関わる内容を学習します。
卒業後は地元で地域づくりに貢献したいと考えている方におすすめです。
デザイン情報学科の場合は2つのコースがあります。
メディアデザインでは、情報メディアやデザインに関する内容になり、空間デザインではインテリアや建築などに関わる内容を学習します。
メディアとものづくりはどちらも根本的には事業構想に欠かすことができない内容になります。
取得できる資格、卒業後の進路
宮城大学の事業構想学部では、それぞれの学科で大きく分けて3種類のスキルを修得できます。
関連する国家資格をはじめとした資格取得を目指すことも可能です。
事業計画学科の場合は税理士や行政書士、ITパスポート、宅地建物取引主任者などの国家資格取得を推奨してサポート体制も整っています。
他にも中小企業診断士や社会保険労務士などの資格取得を目指すこともでき、積極的に合格を目指して勉強している方もいます。
デザイン情報学科の場合は、福祉住環境コーディネーターやCAD利用技術者などの資格取得を目指せます。
卒業後に実務経験を得た方は一級建築士の受験資格を得て合格を目指すこともできます。
卒業後の進路は様々な分野の職種に就職する方や進学する方がいますが、就職した方は情報通信業やサービス業、金融業、卸売業などに携わっている方が多いです。