書道を極めたい方に最適!
東京都板橋区にある大東文化大学の文学部には書道学科があります。
書道学科ではその名の通り、書道を極めたい方に適した学びのカリキュラムが設定されています。
将来的には様々な方向性を見出す事もできる、とても珍しい学科になります。
参考:書道学科
特徴
書道を極めるために必要なことは、「学び」と「書」を並行して行なう事です。
これまでに書道はどのような歴史を歩んできたのかを知り、現代と未来に向けての書道をどのように発展させるかがとても大切なポイントがあります。
歴史以外にも理論や鑑賞法も学ぶことによってたくさんの知識を吸収することができます。
更に、自分自身で表現する芸術的な側面から書作を学習することも重要です。
技法や表現力を養い、独自の書道を発展させる目的もあります。
1年次から4年次までのカリキュラムは決まっていますが、3年次の段階で書道文化演習を開講していることも大きな特徴です。
伝統的な書道を継承している中国や台湾などの海外へ行き、国際的な視野を広げることができます。
現地の講師から直接指導を受けることもでき、貴重な体験を得ることが可能です。
2~3年生のうち1名だけ奨学金留学生として、ご本人が希望する大学へ1年間留学する機会もあります。
この精度を利用する場合は書類や面接による選考をパスしなければいけません。
取得できる資格、卒業後の進路
書道学科で所定の過程を経て卒業すると、高校書道の教育職員免許(一級)が取得できます。
更に副免許状として中学校や高校の国語教育職員免許(一級)も取得可能です。
将来的に教師になることを希望している方も多く、創業後には中学校や高校の教職員として活躍している方も多いです。
他には司書や司書教諭、博物館学芸員の資格も取得できます。
博物館や美術館、図書館に勤務している卒業生もいます。
書道学科で学び、修得したスキルを活かして様々な職業に就いている方がいます。
例えば出版関係やマスコミ関係の会社に就職した方は、編集者や記者として活躍する方が多いです。
タイポグラファーやグラフィックデザイナーとして芸術的な分野で活躍する方もいます。
専門的なスキルを持つ書家として活躍する方もいます。
個人的に書道教室を開いたり、地域のコミュニティーで指導する立場で活躍したりする方もいます。
書道関係のお店で専門的な知識を活かして接客している方もいます。
ホテルや神社から仕事の依頼が来る筆耕を行っている方も多いです。
このように取得した資格を活かして活躍する方もいれば、それぞれが好きな道を歩むことも可能で、たくさんの選択肢があることがわかります。
書道を通じて様々な人と関わることが楽しいと実感している方も多いです。